ナレーター・パーソナリティ岡佳奈の「声色日記」

〜広島を中心に活動中です。声のお仕事を中心に〜

オススメしてもらった本は、、読んで感想を書いて完結!①

「これいいよ〜、読んでみて」と、仕事がら本をすすめられたり、

いただいたりすることが多いけど、、

 

「ちゃんと読んで、感想言わないと、、」と先延ばしにしているうちに、

1年たってる、、ごめんなさいっ!あわあわ、、となりがち。

 

なので、ここは自分にむち打つべく、

ブログを課して、読んでしまおう!というシリーズです。

(シリーズになりますよう。。祈)

 

一冊目は、

 

『伝えることから始めよう』

高田明 著(東洋経済新報社)

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ジャパネットたかた創業者、高田明氏が、退任して書かれた自叙伝。

 

「伝えたつもりがちっとも伝わらない。」

「なぜ、高田明が語ると伝わるのか?」

 

帯にも惹き付けられるコピーがきざまれます。

 

しゃべること、しゃべりかた、、

誰もが発信する時代、

プレゼンなどしゃべる機会がふえ、気になる人も多いですね。

 

でも、この本は、伝えかたのマニュアルではなく、高田氏のイズムがビシビシ伝わってくる1冊でした。

 

福岡でラジオをしてたころ、ジャパネットのコーナーは高田さんが出られてたので、勝手にいっしょに懐かしくなりながら、高田さんのあゆみに引き込まれつつ読みました。

 

〈 付箋 3枚 〉

(3つにしぼる練習をしようという、魂胆です^ ^ )

 

1枚目

「何か他人に伝えるときに大切なのは、スキルとマインド、そして、ミッションだと思っています。

 

ミッションとは、「何のために伝えるか」ということです。〜略〜マインドは何かと言えば情熱ですね。パッションです。伝えたいと思う熱い想い。これがなにより大切だと思います。」

 

2枚目

「私は世阿弥の『花鏡』と『風姿花伝』を愛読しています。

 

『花鏡』の中で、世阿弥は伝え方のポイントを「一調二機三声」という言葉で表現しています。

 

「一調二機三声」というのは、声を出すまでのステップです。声の張り、高さ、緩急といったものを心と体で整えるのが第一段階。これが一調です。

 

そして、声を出す「間」をとり、いつ出すかタイミングを推し量るのが次の段階の二機です。

 

そして、第三段階が発声。常にこの過程を踏む必要がある。と書き残しているんです。」

 

3枚目

「非言語の表現に、人間性があらわれてしまう。

 

いくら言葉ではよいことを言っていても、その人が嘘つきなら、その人間性は言葉とは違う身体から発せられるメッセージに現れてしまい、信用されません。

 

人間性の良さ、人間力が伝わらなければ、信頼感は生まれないのだと思います。〜略〜

 

いつも素直な心でビジネスに向き合わないといけないと思います。」

 

 

やっぱり、、想い、なんですね。

でも、その想いを伝えるには、技術も必要で、、

しかし、技術って練習!でもあるけど、場数、だったりもすると思うので、

 

やっぱり、想いをどんどん伝える場を自分で作ることなんだろうなぁ。。

 

伝えたいっ!とあつあつになることなんだと思います。

 

はっ。。! やっぱり「伝えることからはじめよう」だ!

 

 

と!!

 

なんとうれしいことに、「週末ナチュラリスト」に高田明さんが電話でご出演いただけることになりました!

 

3枚の付箋じゃ足りなかったところも、聞いてみたいと思います。

 

*インタビューは、3月18日 7時15分頃からの、「読書会」で!!